読書嫌いによる読書感想文

基本的に読書した本の感想をです。

社会保険の教科書 著者:キャッスル・ロックパートナーズ(個人的評価:★★★☆☆)

社会保険の簡単な概要について一通りの説明がなされている本。

社会保険や年金事務等を担当する総務の方や、小規模企業の経営者を主な読者として想定し書かれており、知識が無くても理解可能な難易度。

社会保険の内容はもちろん、社会保険料を支払うことのメリット、社会保険料を安く抑えるためのコツ、給付を受領する方法等、社会保険料を支払っている人であれば誰もが知っておくべき(知っておかないと損)な内容の記載もあり。

 

社会保険料に関する実務を行っている方にとっては物足りないと感じる内容になっていると思うが、あまり社会保険や年金に関する知見が深くない社会人が社会保険の全体像を学ぶためには丁度よいレベル感と文量になっている。

伝え方が9割 著者:佐々木圭一(個人的評価:★★★☆☆)

64万部のベストセラーとなった「伝え方が9割」に続き、誰でもすぐ使える伝え方の技術を紹介した本。

数多くの身近な事例を挙げ、ちょっとした工夫をするか否かで聞く人の感じ方が大きく異なることを説明。料理でいうなら、伝え方のコツはレシピのようなもので、慣れるまではレシピを見ながら作る必要があるものの、慣れれば自然とできるようになるもの。

伝え方のコツを知っているか否かで、全てを変えることはできないものの、相手から「イエス」をもらう可能性を2〜3割上げることができると著者の佐々木さんは考えており、実際今後使える伝え方のコツについても学ぶことができた。

内容自体は非常に簡単で読みやすいため、ビジネスマンの他、誰が読んでも何らかの気づきは得られると感じた。

一方、文量は少なく、小一時間程度で読むことができてしまうため、少しもの足りなさも感じたという点も★3つの評価。

 

■この本から学んだこと

名言には共通点あり。「コトバの法則」を理解すると、人生が変わる。

戦略参謀 著者:稲田将人(個人的評価:★★★★☆)

マッキンゼーコンサルタントとして数多くの大企業の戦略策定や経営改革に携わった稲田氏が著者となっているビジネス書のような小説。

市場がシュリンク傾向にあるスーツ業界において所謂大企業病といわれるような状態と化した大手紳士服チェーン「しきがわ」の営業マンであった主人公の高山はある日、業績不振に悩むしきがわの再生という役割を与えらた親切部署の経営企画部に配属される。

それまでいち販売員であった高山は経験豊富やコンサルタントに教えを請いながら、企業経営とは?経営企画の役割とは?ということを一から学んでいく。

成熟した業界に属する企業が陥りやすい様々なケースとその対応方法について小説形式で分かりやすく解説されている。

経営視点から企業改革の推進の仕事に興味を持っている人はもちろんのこと、全てのビジネスマンにおすすめしたい。

 

この本から学んだこと

①会社という組織は目的を明確にした上で、制度や仕組みを構築し、良い文化を維持する仕掛けを作り、改善し続ける必要があること。

②全てのビジネスマンは自分の能力を高め、価値ある仕事をすることが求められる。その価値をもって企業に貢献し、そしてその企業が社会に貢献することで経済は成り立っているということ。

かなえる力(池田弘)

かなえる力(著者:池田弘 発行所:東京書籍)を読了しました。

 

大学を卒業した若者の多くが安定を求め、公務員や大企業への入社を目指すことに対し、一石を投じています。

 

充実した人生、幸福を感じることができる生き方とはどういうものなのか。

色々と考えさせられました。

160ページほどの内容で、数時間で読むことが出来るので、自身のキャリアについて悩んでいる社会人の方々、就活を控えた学生はぜひ一度読んでみてください。

 

 

 

 

事業承継の手段として一般化したM&A

2008年リーマンショック以降、世界的なM&Aの勢いは一時弱まったものの、グローバル資本主義を背景に巨大化した海外企業に対抗するには、企業にとってM&Aは非常に重要な経営手段となっています。

 

特に中堅中小企業のオーナー社長の多くが世代交代の時期を迎えている今、後継者不在を主な理由として事業承継課題を解決するための手段としてM&Aを選択するオーナー社長は増加しています。

 

2017年7月には経済産業省が「事業承継5カ年計画」をまとめ、中小・零細(小規模)企業経営者の世代交代をにらみ、今後5年を集中実施期間として関係する政策や税制を総動員するほか、小規模M&A(合併・買収)やサプライチェーン(供給網)ごとの取り組みを促しています。後継者不足による黒字廃業を食い止め、地域の雇用や技術・製造基盤が失われるのを防ぐ狙いがあると考えられています。

 

これからもM&Aの件数は増加することが予想され、あらゆる業界の産業構造が転換点にあるとも考えられます。

 

またM&Aの買手となることが多い大手企業では、M&Aの専門部署を設けることが出てくるなど、当初はM&Aの実行にあたってはフィナンシャル・アドバイザー(FA)を雇っていたものの、中小規模の案件であれば、コスト・パフォーマンスを考えてFA業務を内製化したいとのニーズも高まりつつあります。

 

そのような状況の中、M&Aに関する知識は、M&A業務に従事する投資銀行員やコンサルタントはもちろん、経営企画等の部署に所属する方々にも求められるスキルとなっています。

 

次回以降、M&Aに関する一般的な知識・スキル等もお伝えしていきたいと思います。

忖度まんじゅう

関西限定で販売されている「忖度(そんたく)まんじゅう」が大人気なようです。(9個入り

税抜680円)

 

白い皮に忖度との刻印がされ、箱の包み紙には「人のこころをおしはかること」との意味や例文が記載されています。

 


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この忖度まんじゅうは大阪市の企画会社「ヘソプロダクション」が製品化したとのこと。

 

私も手土産で頂きましたが、味は…まぁ普通。笑 でも忖度まんじゅう話で盛り上がり、その後の商談もスムーズに進みました。

 

マーケティングって大事ですね。

「ヘソノプロダクション」さんの企画力お見事です。

 

注文が殺到し入手困難なようですが、お土産物として渡し談笑のきっかけとしてみてください。

はじめまして!

はじめまして!

 

関西でコンサルタント業務に従事しているKです。

M&Aアドバイザリー業務や、企業支援を主な業務としています!

 

このブログでは経済動向や業界動向、M&A情報、ときどき趣味関係等、幅広い事柄について記載していく予定です!

経営者、会社員、就活生、学生の方々にとって少しでも役にたつ情報を提供できればと考えています。

 

記載して欲しいテーマ等あればコメント等でリクエストもお待ちしています!!